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様々な側面。徒然なるままに。

  • 2018年4月23日

みなさん、こんにちは。

4月ももう終わり、新緑の季節になりますね。

この3月・4月の年度替わり、医療機関や介護事業所はてんやわんやでした。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、介護報酬改定と診療報酬改定のダブル改定の年だったのです。
(なお、障害福祉サービス費等の改定もありトリプル改定ということも。)

費用の詳細は様々なニュースで報じられていますので割愛(※)しますが、
この改定の時期、私たちはつい様々な立場ということを忘れがちです。

「プラスの改定になった」というニュースがあると、事業所としてはほっとします。
逆に「今回はマイナス改定だ」と聞くと、いつも事業所で算定している単位(点数)がどうなったのか、ドキドキしながら詳細を確認してしまいます。

では、サービスをご利用されている方はどうでしょう?

「プラス改定」→報酬が上がる→サービス利用料が上がる
「マイナス改定」→報酬が下がる→サービス利用料が下がる

ということは、「マイナス改定」といわれたとき、ご利用者様にとっては
受けているサービスが安くなる可能性があり嬉しいのではないでしょうか。

今回の改定はおおむね「プラス改定」でしたので、サービス利用料が
プラスになってしまう方がいらっしゃいます。

改定としては「プラス」という良いイメージの言葉でも、サービスを受ける側からすると
利用料のUPという嬉しくない事態です。

さらに、事業者とご利用者様だけでなく、保険者との関係や行政との関係など複数の関係がありますね。
このように、様々な立ち位置から報酬改定が行われると思うと、
どうやってこの単位数(点数)になったのか、とても奥が深いです。

ケアマネジャーは、様々な立場の方からのご意見をお伺いして、ご利用者様に適したサービス提供となるようマネジメントするのが仕事です。
訪問看護師も、医療職種と介護職種の間に立って連携を円滑にすすめる立場です。

様々な立ち位置があるということを忘れないように行動しないとなぁと
報酬改定をきっかけに改めて思ったのでした。

※なお、弊社ご利用者様へは個別に説明をさせていただいておりますので
説明内容の確認等ございましたらお気軽にご連絡ください。