5月下旬、体調不良でかかりつけの呼吸器内科にかかりました。
(新型コロナやインフルエンザは陰性で)ちょっとした風邪から咳喘息…といういつもの?流れ。
ところが。なかなか治ったとはいいがたく。何度か先生に相談するうちに鼻うがいをすすめられました。
「鼻うがいって、時々テレビCMでみるアレですか?」
と、尋ねたら、そうですと…。
なんだか、民間療法っていうイメージがあって、まさか医療機関で医師にすすめられるとは思わず。少し調べてみました。
(何度かこのブログでも書いていますが、私(ブログ作成者)は結構ひどいアレルギーで、花粉症や咳喘息、皮膚炎など何でもござれな医療関連職とは思えないくらいの、日々何かしら体調不良な状態です)
「お風呂とかで水が鼻に入ると痛いのに、水を鼻に入れて大丈夫ですか?」と、すすめてくれた医師に聞きました。
そもそも、「水」では痛いのだそう。
冷たいと感じる温度だと痛みを感じるそう。逆に熱いとやけどなどの原因になるので、必ず「人肌」くらいの温度に。
いわゆる水道水、真水では痛い!さらに鼻の中の繊毛細胞を傷つけてしまう恐れがあるそうです。
そこで鼻うがいには必ず「生理食塩水」を使うよう説明されました。
生理食塩水はお湯300mlに対し食塩2.7g(つまり塩分濃度0.9%)を作って使います。
沸騰したお湯に食塩を入れて溶かし洗浄液を作り、人肌まで冷めたら使うのが良いと(私の主治医は)説明していました。
弱すぎてもだめだそうですが、勢いが良すぎると鼻の粘膜を傷つけてしまうので気を付けるようにとのこと。(とはいえ、難しい方は鼻の入り口だけ流す程度でも効果があるという先生もいらっしゃいますのでご自身で加減を調整ということでしょうか)
色々説明を受けましたが、生理食塩水作るのも大変そうだし、テレビCMで見るような洗浄キットを使うのはどうかと尋ねたところ、もちろん市販のものでも問題ないということです。ただ、コストがかかってしまうのでお財布と要相談ということですね。
お食事を誤嚥しやすい方や膿性鼻汁の多い方など鼻うがいをしてはダメな方もいますのでご注意ください。
以上、主治医から聞いた話と参考資料(最後にリンクします)からの抜粋でした。
興味がある方は鼻うがいの実際の方法などがインターネット動画でも数多く見られますので参考にしてみてください。
※現在のところ、この鼻うがいが保険の治療として認められているわけではありません。
実施される場合には、ご自身の責任において、または診察の際にすすめられた医師の指導の下で安全に行うようにしてください。
※本日現在、私自身は試していません。市販がいいのか、自分で洗浄液を作ったら良いのか、洗浄する容器は何を使うか(容器も様々な種類が販売されています)…悩み過ぎてしまって。でも、近いうちには1度挑戦してみようと思います。
【参考】
アレルギー性鼻炎のケア 「鼻うがい」の効果とは?(NHK健康チャンネル)
https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_1363.html
認定NPO法人日本病巣疾患研究会 みんなで鼻うがいプロジェクト
https://jfir.jp/wp/wp-content/uploads/2020/05/8973897eb6ac5a79829afb93e7476114.pdf