本日は肺炎球菌ワクチンがテーマです。
最近はテレビでも肺炎球菌ワクチンのCMを見るようになりましたね。
肺炎は日本人の死因の第5位で成人の肺炎の2~3割は肺炎球菌という細菌によるものと言われています。
この菌は、主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛沫感染します。(日本人の約3~5%の高齢者では鼻や喉の奥に菌が常在しているとされます。)
歳をとって体力が衰えるなど、免疫力が弱まったときなどに感染を起こしやすく、普段元気な方でも、ちょっとした体調不良などをきっかけに感染する可能性がありますので、元気なうちから予防対策をしておくこともひとつです。
その予防対策のひとつとしてワクチンがあります。
ただし、ワクチンに「絶対安全なもの」はありません。
起こる可能性のある副反応や、接種の内容については、以下の【参考】の厚労省のサイトにて詳しく説明がありますので対象となる方、検討しているけど不安のある方などはまずそちらをご覧ください。
なお、大田区では今年度も接種の助成があるようです。
(このワクチンの定期接種は生涯に1回だけで、毎年定期的に接種するものではありません)
【参考】
厚生労働省「肺炎球菌感染症」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/haienkyukin/index_1.html
大田区の4月からの肺炎球菌ワクチン接種補助https://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/hoken/yobou_sessyu/seijin/streptococcus-pneumoniaeoptional.html
以上