• 東京都大田区の居宅介護支援・訪問看護ならこちら

【大田区】帯状疱疹ワクチン接種費用の一部助成が始まりました

  • 2024年7月16日

大田区に住民登録のある50歳以上の方について、帯状疱疹ワクチンの予防接種費用の一部助成が始まりました。
区内の協力医療機関で接種した場合、支払い時に窓口で助成されます(後日の償還払いはできません。また、この助成は生涯で一度のみ受けることができるものです)。

予診票などは郵送されませんので、ご希望される方は大田区のホームページにて内容をご確認の上、お申し込みください。

帯状疱疹とは?

子どもの頃にかかった水ぼうそうは1週間ほどで治りますが、ウイルス(水痘・帯状疱疹ウイルス)そのものは一生涯身体の中に潜んで眠っています。
このウイルスが、加齢や疲労、ストレスなどで弱ってくると目覚めはじめて再度発症したものが帯状疱疹です。

そのため、水ぼうそうになったことがない人は帯状疱疹にもなりませんが、日本人では15歳以上の概ね9割以上は、水痘・帯状疱疹ウイルスに対する抗体を持っていると言われているので多くの人が発症する可能性があります。

症状は?

ウイルスが潜んでいる背骨に近いところから、神経を傷つけながら皮膚に向かっていき発疹が広がります。(神経を傷つけて進むので、発疹が出る数日前から痛みが出ることが多いです)
身体の左右どちらかに症状が現れます。
治癒した後も痛みが残ったり、失明や難聴など重篤な後遺症に悩まされることもあります。

帯状疱疹ワクチンについて

調査によると、発症率が50代から増加する傾向にあるので、日本では50歳以上の方を対象に帯状疱疹ワクチンの接種ができることになっています。(任意接種です)

ワクチンは2種類(生ワクチン(1回・皮下注射)、不活化ワクチン(2回・筋肉注射))から選ぶことができます。

どのワクチンを接種するかはもちろん、予防接種は絶対安全ではなく健康被害が起こる可能性もありますので、協力医療機関の医師と必ずよく相談して受けるかどうか決めるようにしましょう。

【参考】
大田区の助成内容に関するページ(7月16日現在※リンク切れの可能性あり)
https://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/hoken/yobou_sessyu/seijin/taijouhoushin_josei20230701.html

帯状疱疹.jp(グラクソ・スミスクライン株式会社)
https://taijouhoushin-yobou.jp/